moyoking’s diary

36歳6ヶ月からの不妊治療や関連するコトについて書いてます

豆ちゃんがやってきた!

 初の体外受精の経過は・・・

 

育った卵子ーズ=右に3つ、左に1つ

採卵出来た卵子ーズ=右2つ、左1つ

新鮮胚移植出来た卵子ーズ=顕微受精の1つ

 

でした。ヒャ~医学の進歩は凄い(*´Д`*)

当初の目標卵子ーズの数が8~10だったので、「むむっ」と思ったけど。自分に言い聞かせたコト↓

・自然妊娠なら、卵子たった1つだよー

・3つとも受精出来たんだから、受精障害はなかったんだよー

 

両親に諸々報告したら、滅多に自分から電話してこない父が「おぉぉお、○子~(=わたし)凄いな~いや、大丈夫だよ、うんうん、」と興奮状態笑

っと、今度は母が電話に出てきて、わたしはなぜだか母の声を聴いた瞬間に涙笑 なんだか、“2人して舞い上がっちゃってるんじゃ、、今後の段取りとか色んな可能性も伝えなくちゃっ”と気持ちが焦ったのも一瞬。母は「これからもドキドキすることあると思うけど、移植出来るっていう希望を見せてくれただけでも今は十分じゃない。」と言ってくれました。まさか、そんな素敵な言葉が聴けると思ってなかったーので号泣しました。やはり、母はいつまで経っても母ですな。感謝m(_ _)m

 

豆ちゃんが無事、着床出来ますように。

妊娠判定、、陽性欲しいわ~!(*´Д`*)

 

 豆ちゃんよ、あなたはみーんなから愛されてるし、誕生するのを待たれてるんやで~ママもパパも半年かけて、心も身体も準備整ってるよ~そろそろおいで~(^_^)ノ☆彡

体外受精スタート/治療と仕事の両立

 もうすぐ術後1ヵ月。傷の治りは先週まで順調だったのに、「お臍」と「お臍の直下」の傷が軽く開いてしまい、、(>_<)普通のバンドエイドやハイドロなんちゃら機能で湿潤させるバンドエイドを貼っていたら、傷は治りつつテープ部分が皮膚かぶれ!笑 傷口は閉じつつあるので、ワセリン塗って様子見ですーもぅ痕なんて残ったっていい!早めの完治を願う! 

 

 そして、病院からクリニックへの逆紹介状を引っさげ月経3日目にクリニックへ。採血検査した結果、遂に初の体外受精スタートとなりました!やったど~やっとスタート地点から一歩踏み出せました♪

 方法はアンタゴニスト法なり。ホルモン剤のHMG150単位を連日通院してお尻に注入しとります。わたしの卵子ーズを沢山大きく育てられる一方で、卵巣刺激過剰症候群のリスクも少々あるらしく。この注射だけ4日注入して、5日からは「排卵しないでー」の注射も合わせて行うようです。注射の1つや2つ、ドーンと来い!手術に比べれば痛くも痒くもないわ!(*`Д´*)笑

 

 で、わたしも大いに悩んだ“治療と仕事の両立”。午前を治療や家事にあてて、午後はパート勤務にしてます。今のところ、いい感じ♪なんてったって、今のわたしは不妊治療が最優先!正社員さんでフルタイム勤務しながら治療されてる方、凄いです。気力体力をどちらにも保てるエネルギー、尊敬します(*´Д`*)

 人それぞれですよね。仕事と言ったって、気力体力の消耗にも差があり違いがあって当然だし。要は、「自分はどうなの?心身に無理ない両立ってどんななの?」と、自分の限界というか器というか。それを知ることが大事なんだなぁと、反省も兼ねてつくづく思いました。わたしはどちらかというと、治療も仕事も自分の心身以上に「出来る!」と過信して突っ走って倒れるというあかんタイプだったので(´д`)旦那さんに相談して今のスタイルに決めました。

 治療を始めてから旦那さんに相談したり甘えたりすることが多くなりました。そしたら、自分も心身に余裕が出来て、旦那さんは旦那さんで「もっとおいで~」となにやら夫としての受け皿がひろーくあったかーくなってきて笑 やっぱり、わたしは周りの人に沢山助けられて生かされてますわ。

 

さてさて。

 

わたしの愛しい卵子ーズは幾つ位育ってくれるかな(*´Д`*)

術後1週間が過ぎました

 自己治癒力って凄い!あんなに振動やら咳き込みで激痛走ってたのに、1週間経ったらほぼ全快(*´Д`*)カロナール2錠を朝昼晩と食後に定期内服してたのも術後3日目位まで。咳き込みでまだ軽く痛かったので、退院時の診察で先生に力強くその旨訴え、頓用でロキソプロフェンナトリウムを10回分ほど処方してもらいました。結果、2錠余ってしまったけど、本当に度々助かりましたわ。薬学の進歩にも感謝m(_ _)m

 

 術前に風邪引くなんていう斬新なコトを起こさなければ、個々の体質の違いはあっても痛みのコントロールは1週間あれば十分なのかもしれません。ただ、だからって活発に動き回れる訳ではないと思うけど。

 

 で、気持ちのコントロールは術後2日目の朝に一人で完了させました。

朝食を食べながら「何か音楽聴きたいな~」と思ってYouTubeをトーンとしたら、コトリンゴさんの“悲しくてやりきれない”がポヨンと出てきて。映画も観てこの曲も何度も聴いてたので、なーんも考えずに聴き始めたらですよ。もぅ、滝涙(´д`)Why?歌詞がどうこうしたわけでもないのに、「あぁ、そっか。もう本当に自然妊娠出来ない身体になっちゃったんだか」と、自分の身体を再認識したみたいで。ボロボロ涙と鼻水垂らしながらも美味しいデニッシュ食べ続けていたわけです。で、1回じゃ足りなかったからもう一度再生して思いっきり泣いたら、一旦スッキリしました。また不妊治療を再開して涙流すこともあるかもだけど、願わくば喜びの涙、流れよっ!

 

 話は変わって、わたしには3つ年上の旦那さんがいますが、この旦那さんが本当に善き人で。仕事が21時22時に終わっても、毎日面会に来てくれました。1日だけ早く終わった日があって、「じゃあ一緒に病院で夕飯食べようよ!」と数日ぶりに顔合わせながらご飯を食べて。っと打ってるだけでなぜかまた涙ウルウルしてきたし!なんだし!笑 

今は色んな生き方が出来る時代。そんな中で、わたしは「一人より二人派」なんだなぁとしみじみ感じたら潤ってしまった。家族や友達と一緒に食べるご飯の時間がこーんなにわたしを暖めてくれるとは。

 

 病気になったひとが「病気になって良かった」って言っていたのを

「んー、、(病気になった自分をちっちゃな脳味噌フル回転でイマジン)。健康体でいる方が良くない?」

と、よく理解出来ていなかった未熟者のわたし(´д`)

今回の入院で一部、本当に少しだけだけど理解出来るようになりました。本当は豊かな想像力で理解出来ればいいんですけども。それでも、「わたしは一人では生きていけない」コトがハッキリクッキリ分かったし、当たり前が当たり前じゃないコトも分かったし。

うむ。病気になって良かった。

術当日

 午後一で手術だったので、飲水制限が10時。11時に点滴用の太い針(20G)が右の前腕にプスッと(´д`)これ、一発で入らなかったらなかなかに厳しい笑 普通に痛かった~

なーんていう間に手術室の看護師さん現れ、術前に医師・麻酔科の先生・手術室看護師・病棟看護師+わたしの計5人で名前やらIDやら手術する部位の確認をすることを教えてもらい、帽子をかぶっていざ手術室へ!

 

 ベッドの上に横になると、ベッドに電気毛布がかかっていてポカポカ気持ちいい~と、点滴出来る右手だけ横に伸ばして、麻酔科の先生が麻酔準備。酸素だけのマスクを軽く口に当てられて大きく深呼吸してると「じゃあ麻酔ゆっくり入れていきますね~目が覚めたら手術終わってますからね~」の声掛けがあり。目をつぶって深呼吸しながら、“眠るんだ~眠るんだ~”、、、で寝てました。

 

 特に夢を見るでもなく、フワッと目が覚めて「目、開きますか~?手、握れますか~?」と指示あったので指示通りに。呼吸は全然苦しくなかったけど、チューブがまだ入ってる違和感はあって「あ~外して欲しいな~」と感じた程度。ただ、術後でなにが辛かったかって、口の乾き!喉がじゃなくているただひたすらに口の中がカッピカピで(>_<)朦朧としながらも手で訴えたら、麻酔科の先生がすぐ気付いてくれて、「水はまだ飲めないけど、濡らしたガーゼ噛み噛みしてみて~どう~?」と神対応(*´Д`*)

こういう時って、すぐ気付いてくれることは勿論、その方法でどうなのか(良くなったかどうか)聞いてくれることが本当に有り難いなぁと、先生の優しさが染み渡りました。

 

 その後は病室で、ひたすらに口の乾きとの格闘しか記憶にない笑 痛みはあったんだろうけど、とにかく乾きの改善に向けて一人黙々と(っていうか、まだお喋りする気力体力がない感じ)山盛りのガーゼを噛み噛み!術前に軽い風邪をひいてたせいもあって、完全に鼻が詰まってたから余計に口呼吸で乾くっていう、かるい悪夢、、orz

 

 それでも段々良くなって、軽い吐き気に注射打ってもらったりしながら、あっという間夜の21時。尿カテのことなんて口の乾きに比べたら屁でもない!もう水も飲めるし座っていいしで、尿カテも抜いてもらい。点滴だけは翌朝まで残しておくことになりました。

 

 ひゃ~人生初の全身麻酔と腹腔鏡手術。医療が進歩したこのタイミング受けられたことに感謝(*´Д`*)

思ってたよりぜーんぜん大丈夫やし!ただ、術前は潔癖症か?!っていう位にあらゆる菌やウイルスとの接触を避けておいた方がいいですな笑 口呼吸だけで全身麻酔を乗り切るのはなかなかにハードでしたわ。

 

 主治医の先生をはじめとする、手術に関わってくださったすべての方々。本当にありがとうございましたm(_ _)m

ひとえに感謝のみ!

術前日

 指定された時間に入院手続き完了。そのまま歯科口腔外科へ。手術で全身麻酔するので、術後口腔内のばい菌が入ったりしないよう、綺麗にお掃除してくれました。歯周ポケットを測るのって、歯茎になんやら違和感ブワァ~っとして(´д`)いつまでたっても慣れないですな。

 

 お部屋に案内され、その後は主治医の先生やら麻酔科の先生やらがお見えになり、ちょっと風邪気味で鼻が詰まってるわたしに「38℃以上出たら延期しましょう。」と!

、、、気合いだ、気合いだ、気合いだ、気合いだ、気合いだ、気合いだぁぁぁぁ(*`Д´*)

で、36℃台キープ笑

 

 そして、夜にされた浣腸が、、はぁぁorz

処置が恥ずかしいとかは全然なくて、液体が入ってる途中から「え、え、ちょっ、え、大丈夫かな、ベッドに出たりしないかな?!」っていう感覚が出て、もう肛門の筋トレ状態!トイレへ行っても、看護師さんが「今座ったら液体だけ出ちゃうから、立ったままギリギリまで我慢してね~」と(*_*)

で、耐えに耐えて解放。一旦解放したら楽になるかと思いきや、おそらく腸の奥の方のが「待って待って~今行く~♪」とのんびりやってくる、、こーいうのんびりな人、いたな~イライラさせられたな~と半泣きで待つorz

 

 うむ、なかなかに壮絶であった。浣腸でこのダメージ笑 手術はどぅなってまうんやろか~(´д`)

両側卵管閉塞だけじゃなかった、、

 不妊治療先からいただいた紹介状を引っさげ向かった先の病院。MRI造影日・手術説明日・両側卵管切除の手術日を決めて、その日は一通り術前検査を済ませて終わりました。

 で、MRI造影も済ませて旦那さんと手術説明に向かったところ、「MRI造影で色々と見つかりました、」と先生。結果、子宮内膜症とチョコレート嚢胞(卵巣左右に小さめの)でした。ひゃ~、、

 

 この時に思い出したのは、寒い時期に時々あった陣痛並みの生理痛。初めて経験したのが27歳位の時で、思わず痛すぎて親に電話して「コレって救急車、呼んだ方がいい?!あ、っつ、、(激痛で無言)」ってなってたわたしorz それだけ痛かったのに、痛みが引いたらケロッとしちゃって忘れて。その後も何回かあったから、近所の産婦人科へは相談しに行って、甘草芍薬湯っていう漢方を処方してもらい。コレが、「あ、、キタかも?!」の段階で飲むと100発100中でケロッとしちゃう!笑 うむ。漢方がよく効く体質っていうのも、長い目で見ると問題なんじゃなかろうか(>_<)

 というわけで、いい歳して涙ポロポロ流しながらも「手術でより妊娠出来やすい正常な状態にしましょう!」という先生のお話を聞いてきました。手術内容に「チョコレート嚢胞摘出」が追加されました。

 

 “困難は、それを乗り越えられる人にしか降ってこない”らしい。うむ、乗り越えてみせましょう(*`Д´*)

不妊治療中でも入れる保険~

最近CMで綾瀬はるかさんが宣伝してる日本生命の【ChouChou保険】、わたし入りましたっ

 

36歳から入ったわたしの場合、約10年間の保険料支払いがあって、加入した人は誰でも何歳でも、

 

出産祝い金の不担保期間は1年

不妊治療の不担保期間は2年

 

ですよ~詳しくは日本生命のサイトへGO~

子作り意識した時点で入っておけば良かったなぁ(´д`)

それでも、近いうちに両側卵管切除なわたしには今後の治療がどれ位【時間】も【お金】もかかるか分からないし。

うん、心強い!